大元をたどると腰部の血流不足
程度の差はあれど、とっても痛く辛いギックリ腰についてです。
まず原因ときっかけは分けて考えてなくてはいけません
よく朝起きて洗顔の時や、掃除機をかけてる時、重い物を持った瞬間などに腰がギクッといった、ということをお聞きします。こういったことがきっかけとなって起こりますが、ほとんどのケースでそれ以前から、腰部の血流が悪くなっています。
ゴムをイメージするとわかりやすいのですが、血流がわるくなると、まず柔軟性がなくなる→硬くなることで守る→耐久性がなくなる というプロセスでギックリ腰が起きやすい状態になります。
どこで炎症が起こっているのか?
中で出血している、内出血している状態が炎症です。
関節で炎症→左腰が痛かったら、左に傾けると特に痛いです。
筋肉で炎症→左腰が痛かったら、左側を伸ばすと特に痛いです。
椎間板で炎症→潰れてたり、骨に問題がある場合もあるので、病院に行った方が良い。
まずは安静
発症して5時間から10時間くらいが炎症期で一番痛いと言われています。
✔まずは安静
✔負担の掛からない姿勢でいる(基本は横向き、痛みが出にくい、呼吸がしやすい)
※呼吸がしやすい状態は血行が良くなり、治りやすい。
✔末端(手足)を温める→幹部は温めない
患部を冷やすことが通常行われますが、私はあまり必要ないんじゃないかと考えてます。というのは、炎症期は、毒素を排出し、治るための物質も集まってくる時間で、体にとって自然で必要なものとして考えているためです。
状態をみながら1日から2日、このように過ごして頂いてから整体を受けるのがベストです。
また整体では、一度で治すというのは、特にギックリ腰の場合とても負担が掛かり予後も悪いです。
無理せず何回かに分けて治しましょう。