体がバランスを崩す原因
過去の怪我や手術跡が今ある症状の要因の一つであるケースは、とても多くあります。
誰もが経験しているわけではないですが、交通事故や手術はダイレクトに腰痛や膝痛、頭痛など関連してるというのは分かると思いますが、ご本人が忘れてるくらい、幼い頃の怪我、または学生時代に体育や部活での軽い怪我なども、後に体のバランスを崩す原因になることもあります。
なぜバランスを崩すのか?
手術跡などは特にそうなのですが、皮膚の下の軟部組織が固まってしまうため他の部分を引っ張るということが起きます。
または、例えば足首の怪我で、筋肉や関節が本来の仕事が出来なくなると、体は他の箇所(例えば股関節)で足首の仕事(補正)をやるようになります。
はじめのうちは、違和感はありますが、慣れると補正している状態が当たり前になります。
実はこの状態が1箇所ではなく体のあちこちで起きているので、結果として体はバランスを崩していきます。
怪我自体はとっくに治っているのですが、体にダメージは残すという感じですね。
怪我、手術跡の調整
よくある例なのですが、出産で帝王切開をされた方が、その後、腰痛や腰の違和感がずっと続くということがあります。
こういったケースはシンプルに、その箇所に水素やココローラーを使って調整します。
これで改善しない場合、または出産前から腰痛があるケースは、時系列でいうもっと古い怪我などが原因になる可能性があるので、その箇所を見つけていくことになります。
そのためには、やはり体の歪みを取っていくことが、とても大切になります。
歪みを取ることで、体が補正していた箇所がなくなっていくので、本当の原因をより見つけやすくなります。
体というのは、まるで原因を隠すかのように、何重にも補正するので、全くご本人が忘れている思いもよらなかった箇所を調整すると改善されていくということもよく起こります。