反り腰は骨盤の前傾なのか？

反り腰でお悩みの方も多くいらっしゃいますよね。

反り腰からの腰痛だったり、姿勢が悪くなったり、股関節まで痛くなったりと
反り腰が原因で様々な症状が起こるということも言われていたり、整体や
カイロでは、よく取り上げられるテーマですよね。

でよく原因として言われることが、骨盤の前傾　ですよね。

ほとんどの施術者の方が言われてます。

骨盤がお辞儀してますよ。というイメージです。

しかし実際には、これは定義によって変わります。

お辞儀すると前に倒れる形になるので、前傾と言えば前傾ですよね。

ただ、これは骨盤自体が前傾したわけではないんです。

補足して言うと、骨盤自体が

前方に回転して起こってることではないんですね。
腰椎が大腰筋というインナーマッスルに引っ張られることで、
腰が反る形になるのですが、このとき骨盤は、後方へ引っ張られます。

こうなると、腰、骨盤、股関節まで含めてみたときに、お辞儀したように
前傾したシルエットに見えるのですが、骨盤単品で見たときは前傾では
ないんですね。

これは、ちょっとややこしい話なんですが、実際の骨盤の定義（腸骨、仙骨、仙腸関節、腰仙部）
だけで見ると前傾ではないということです。

ちなみに骨盤というのは、1ミリ、2ミリ前方に動くことはありますが、
ほとんどのケースが後方変異です。

反り腰でお悩みの方は、参考になるところは参考にしてくださいね。